青空を未来に!
2007年8月30日 みやざき9条の会 | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
「日本の青空」上映会へのご協力のお願い
みやざき九条の会が、今年6月8日、県立芸術劇場で開いた映画「日本の青空」試写会は、ほぼ満席の約280人が鑑賞されました。
試写会の様子
アンケートには「憲法成立の真相を明らかにしたこの映画を少しでも多くの人に見てほしい」「平和憲法の大切さをあらためて感じた」などの声が寄せられ大好評でした。
アンケート結果
当会では、広く県民の皆さまにこの映画を鑑賞してほしいとの願いから、実行委員会を設けて上映会を下記の通り開催することにしました。
この映画は、日本国憲法が、アジア太平洋戦争における二千万人以上の犠牲の上に、明治以後の自由民権運動や世界の憲法の歴史(英国マグナカルタ、フランス人権宣言、米国独立宣言など)の集大成として、軍国主義の下でも節を曲げなかった日本人学者の努力によって誕生したことを教えてくれます。
なによりも私たちは憲法が権力の恣意を縛るためにあるという世界史のなかの位置を忘失してはなりません。
憲法改正が議論の中にしばしば登場し、「憲法改正の発議」が数年後にも予想されるこの時期に、できるだけ大勢の方に「日本の青空」を見ていただき、もう一度日本国憲法の成立過程を振り返ることが大切ではないでしょうか。安倍首相は、日本人自らの手で憲法をつくる必要があると言っていますが、映画「日本の青空」は、この問題に確かな示唆を与えてくれます。
憲法学者・鈴木安蔵とその妻の夫婦愛を織り交ぜながら、日本国憲法の成立過程の真実を描いた密度の濃い映画ですが、何も知らずに見ても楽しめます。
配役も絶妙だし、泣かせ、笑わせます。とくに、あくまで旧憲法の枠を出られない政府側委員と民間の憲法研究会による民主主義的憲法草案を支持するGHQ(連合国総司令部)との息詰まる攻防は見応えがあります。
憲法学者を熱演する加藤剛はもちろんですが、真実を明らかにするためむきになってがんばる田丸麻紀が可愛い。藤谷美紀(安蔵の妻)が凛として美しい。鈴木安蔵役の高橋和也もかっこいい。
挿入歌は日南出身の久嶋美さち(きゅうしまみさち)が歌っています。監督の大澤豊はベルリンやポルトガルの映画祭などで数々の受賞歴を有する巨匠です。
上映会の趣旨をご理解いただき、一人でも多くの方をお誘いの上、ご鑑賞いただきますよう、同封の資料も活用し、ぜひ下記の催しへのご支援ご協力をお願いいたします。
映画「日本の青空」上映成功にご協力下さい
「日本の青空」 上映会
☆日時・場所:
10月6日(土):
佐土原町総合文化センタ- (1)15:00~ (2)18:30~
10月7日(日):
県立芸術劇場演劇ホ-ル (1)11:00~ (2)14:00~
☆入 場 料:
一般券¥1200 (当日¥1500)
学生券 ¥800 (高校・大学:当日¥1000)
中学・小学生は当日券のみで¥500
なお、事前に支払っていない券をお持ちの方は当日受付で前売料金をお支払いください。
☆前売券:
みやざき九条の会事務局(TEL 24-8820, FAX 22-2937)
プレイガイド(県立芸術劇場、コ―プみやざき、宮崎大学生協、山形屋、イオン、宮交シティなど)
☆主催:
映画「日本の青空」宮崎上映実行委員会
☆後援:
朝日、毎日、読売、宮日、西日本、南日本、夕刊デイリ-の各新聞社・支局、支社または総局
NHK宮崎支局、MRT宮崎放送、テレビ宮崎(UMK)、FM宮崎、宮崎ケ-ブルテレビ他
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://sato.kilo.jp/mt4/mt-tb.cgi/1041
コメントする