「みやざき国際ストリート音楽祭2009」セレモニーに戦闘機
2009年4月29日 みやざき9条の会 | ニュースから | コメント(1) | トラックバック(0)
宮崎市橘通(デパート前)上空を戦闘機が飛行します。
平成21年5月5日(こどもの日・火曜)に開催される「みやざき国際ストリート音楽祭2009」オープニングセレモニー時、開会宣言後の午後1時20分前後から10秒程度飛行するそうです。
主催:みやざき国際ストリート音楽祭実行委員会
共催:宮崎県・宮崎市・財団法人 宮崎県立芸術劇場
(5/3 訂正)
主催/宮崎県、財団法人宮崎県立芸術劇場、財団法人自治総合センター
共催/宮崎県教育委員会
宮崎日日新聞(2009/04/29)によりますと、共産党県委員会などは、「文化・芸術の発展と戦争は相反する」と、航空自衛隊機の飛行中止を宮崎県に申しいれたそうです。
みやざき九条の会で、先日(2009/04/27)行われた世話人会議でも、この問題は取り上げられました。
「平和を願う音楽の祭典に戦闘機はふさわしくない」「子どもたちも参加する音楽祭にとんでもない」「自衛隊の宣伝活動に利用されるのか」「税金の無駄遣いだ」等の意見が出され、何らかの抗議文を音楽祭開催事務局へ送ることとしました。
飛行のコースは、防衛省[JASDF]航空自衛隊新田原基地を出発後、上空を旋回して待機し、オープニングセレモニーの進捗状況を無線で確認し、開始宣言にあわせて橘通り上空を高度約300mで北から南に向けて通過。その後、大淀川から西方向に旋回し新田原基地へと帰るというものです。
以下は、事務局である「宮崎文化本舗」のホームページ(アドレス http://www.bunkahonpo.or.jp/ の中央部分「みやざき国際ストリート音楽祭2009」のバナーをクリックしてください。)より抜粋
またオープニング式典の合図として、航空自衛隊のジェット機(T-4)3機が橘通り上空を南下します。
13時20分ごろ10秒間ほど通過します。
近隣の皆さまには、騒音などご迷惑をおかけする場合もございますがご了承いただけますようお願い申し上げます。
「苦情があるのは覚悟の上」ということでしょう。しかし、以前「映画で戦争を考える」と題し、戦争のおろかさを取り上げた映画を特集した「宮崎文化本舗」さんはどうしてしまったのでしょう。
音楽や芸術と武器である「戦闘機」を結びつけることは理解できません。
出演されるミュージシャンの方々はどうお考えなのでしょうか?打ち上げ花火に「戦闘機」は無いですよね。
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主催、共催の名称に誤りがありましたので訂正いたしました。