その時々の自民政治を底流からつかむことの大事さ実感
2009年10月11日 みやざき9条の会 | 意見・感想 | コメント(0) | トラックバック(0)
2009/9/5 小森陽一さん講演会参加者からの感想文を掲載します。
-以下感想文-
戦争放棄・戦力不所持・交戦権禁止の憲法がありながら、警察予備隊として再軍備に道を踏み出し、今では世界第三位の軍事力、イラク戦争に自衛隊派兵という世紀のごまかしを重ねている自民党政治の虚偽と憲法蹂躙の歴史を、豊富な知識と資料で解明され、その底流は、アメリカの世界戦略にあり、アメリカ支配層の利益のための日本に対する要求であつたこと。このことが判りやすく解明されたことに敬意を表します。
同時に、そのアメリカが朝鮮戦争とは違い、イラク・アフガン戦争のように、もはや国連を使っての戦争合理化ができなくなっていること、オバマ大統領が核兵器廃絶の努力を表明したことなども解明されたことは、あらためて世界史の前進に確信を深めました。まさに歴史を正しく記憶することは大事です。
いま自公政権が倒され、政権交代という新しい歴史に足を踏み出そうとしています。その時にあたり、講演で指摘された小沢民主党幹事長が自民党幹事長時代に自衛隊海外派兵論を打ち出したということに警戒心をもち、いっそう憲法改悪・蹂躙反対の運動を強める必要があることも実感したことでした。欲を言えば、自民政治のエポック解明を年代的に追ってもらった方が判りやすかったかなと思っています。
(佐藤 誠・宮崎県革新懇事務局長)
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://sato.kilo.jp/mt4/mt-tb.cgi/1132
コメントする