「みやざき国際ストリート音楽祭」への自衛隊機飛行の中止を求める申込書
2009年4月30日 みやざき9条の会 | お知らせ | コメント(2) | トラックバック(0)
みやざき九条の会は、「みやざき国際ストリート音楽祭」への自衛隊機飛行の中止を求める申込書を主催者である、「宮崎県」、「宮崎市」、「宮崎文化本舗」「みやざき国際ストリート音楽祭実行委員会」(5/2訂正しました)へ出し、文書による回答を求めます。以下に申込書の内容を記載します。
「みやざき国際ストリート音楽祭」への自衛隊機飛行の中止を求める申込書平成18年以来、この新緑の季節の恒例行事として市民に親しまれている〈みやざき国際ストリート音楽祭〉が、本年も5月5日の子どもの日に宮崎市中心街を舞台にして実施されます。その企画・運営を担当する実行委員会(冨山泰正委員長)の実施要綱によると、本年はこれまでのプログラムにはなかった自衛隊機による”航空ショー”でこのイベントを盛り上げるとのことです。
文字通り、「音の祭典」である音楽祭に、まことに無粋なジェット機騒音を参加させるという主催者側の無神経ぶりもさることながら、「日本国憲法」上の疑義となっている自衛隊の存在や、ソマリヤでの「海賊対処」に名を借りた超法規的な海外派兵の暴挙とあわせ、この時点での自衛隊機のイベント参加は、多くの国民への平和への願いに逆行する政治的デモンストレーションの意図を強く感じざるえません。
特に、田母神元空将の言動に象徴されるように、「文民統制」の原則を無視した自衛隊制服組の暴走や右翼ジャーナリズムによる「軍国主義日本」への風潮など、「平和憲法改悪」への布石としての政治的な思惑が見え隠れしています。
この〈みやざき国際ストリート音楽祭〉が、すでに14回目となる〈宮崎国際音楽祭〉に連動するプレ音楽祭だけに、国際的評価の定まっている宮崎の誇るべき国際音楽祭のためにも自衛隊機の飛行はネガティブなイメージを与えかねません。私たちは、主催者並びに共催に名を連ねる宮崎県。宮崎市の対応や判断に強く抗議し、自衛隊機による”航空ショー”の中止を求めます。文書での回答をお願いします。
2009年5月1日
みやざき九条の会
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NPO法人宮崎文化本舗の代表をしています石田です。商店街の方々に依頼されて1996年より、みやざき国際ストリート音楽祭の事務局を全くのボランティアで続けております。この申込書ですが「宮崎文化本舗」へ出したとありますが、「みやざき国際ストリート音楽祭実行委員会」への間違いではないでしょうか?よろしければ訂正をお願いいたします。
文化本舗という団体としては様々な市民活動のお手伝いをするということで、みやざき九条の会様の上映会をお手伝いさせていただいたり、また反戦映画をする際などは九条の
会さんにご支援をいただいております。さて今回は対立する立場に立っているため、宮崎文化本舗の代表としてもとても複雑な心境でございます。
さてここからは、NPO法人の代表としてではな
石田様コメント及びご指摘ありがとうございます。ご指摘の通り間違いを訂正いたしました。
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