「戦争への道を許さない5.25宮崎県民集会」へご参加ください
2014年5月22日 さといもパパ | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
昨年12月6日,安倍政権の政府・与党は各界からの大きな反対の声を踏みにじり,特定秘密保護法を強行採決により成立させました。さらに安倍政権は日米防衛協力のガイドライン改定に向け,集団的自衛権の行使容認を民意の届かない閣議で決定することを表明しています。
安倍首相は5月15日に記者会見を行い,首相の私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」の報告に従い,憲法第9条の従来の政府解釈を変更すれば,「限定的集団的自衛権」の行使が現行憲法のもとでも可能であると主張しました。この主張には二重に危険な側面があります。
第一に,国務大臣らの憲法遵守・擁護の義務を定めた憲法第99条に確信的に違反し,立憲主義・国民主権を部分的に停止することを国民に向かって表明したのも同然であり,この主張を容認することは安倍政権によるクーデタを追認することに繋がります。
第二に,安倍首相が持ち出した「限定的集団的自衛権」はオリンピック誘致演説並みの国内マスコミ向け用語であり,国際社会が理解する「集団的自衛権」と修飾語の「限定的」は決して結びつかない概念であることです。そのことは集団的自衛権の名目でアメリカが遂行したベトナム戦争,また旧ソ連のアフガニスタン紛争介入の経緯を見れば明らかです。
このように憲法が既定する平和主義(憲法前文と第9条),立憲主義,国民主権が戦後最も危機的な状況にあると思える状況において,現憲法の先進性,重要性を改めて確認し,戦争への道を許さないために,安倍政権への国民的抗議運動を強める必要があるとの理解のもとで,当面,県内における市民運動の連携を目指し,「5.25宮崎県民集会」が提起されました。「みやざき九条の会」も世話人会の了承のもと,主催団体の一つに名を連ねています。
5月25日には,「戦争への道を許さない5.25宮崎県民集会」に是非,ご参加いただければ,まことに幸いです。
5.25宮崎県民集会チラシ → 525kenminsyukai.pdf2014年5月21日
みやざき九条の会
代表世話人 藤原 宏志
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