確信が深まる講演
2009年10月 7日 みやざき9条の会 | 意見・感想 | コメント(0) | トラックバック(0)
2009/9/5 小森陽一さん講演会参加者からの感想文を掲載します。
-以下感想文-
小森さんの講演は私に確信と勇気を、あらためて呼び起こすものであった。
朝鮮戦争の勃発を機に、警察予備隊が作られて以降、アメリカの国家意志に従って憲法の解釈を強引に歪め、再軍備の道を進めてきた。そして自衛隊という「軍隊」をイラクに派遣するまでになった。「記憶こそわれわれの力」と言い、正確に想起し、的確に判断の根拠とすることの重要さを説かれた。「傷ついた九条」ではあるが、反戦平和の理想-これこそが日本の世界に対する誇れる顔であることを、世界の歴史の中に日本の現状を据えて語られ、また国連憲章と照合しながら、九条の思想が混迷を深める世界の中で、現在と未来に一歩進んだ重要な視座を占めることを強調された。
現在わたしたちは溢れる情報の中にいる。そして知らないうちに「操作された情報」に流され慣れさせられているかも知れない。情報が見えないところで、巧みに操作されていることへの警告は貴重なものであった。
(瀬口 黎生・みやざき九条の会代表世話人)
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