「目からうろこ・・・」の小森講演会
2009年10月 4日 みやざき9条の会 | 意見・感想 | コメント(0) | トラックバック(0)
2009/9/5 小森陽一さん講演会参加者からの感想文を掲載します。
-以下感想文-
九条の会事務局長小森陽一氏を迎えての講演会が終わって、ようやく初秋を実感する心の余裕ができた。("人集め"「動員」というのは軍事用語、組合用語だという小森氏からの指摘あり)の点で、いまひとつ努力不足の反省点はあるが、"小森講演"を通じて改めて<九条の会>の存在理由と現下内外政治状況についての自己研鑽ができたように思う。
日本近代文学を専門に持つ文芸評論家という学究の方で、九条の会の文字通りの要としての日常活動を持つ小森氏の、すぐれた情報収集と分析力に基づく当日の講演は、不勉強な私に大きな刺激と多くの示唆を与えてくれた。まさに9.5ショックと呼んでいいほどのインパクトであった。
とくに"のりピー報道"によって情報操作され多くの視聴者を「政治」から遠ざけようとする日本のマスコミについての厳しい指摘には「目からうろこ・・・」の思いがあった。また「初の政権交代」という決まり文句の裏に隠された1993年の細川政権以降の"政界裏事情"や小沢委員会の影響力を引きずっての現鳩山政権の今後についても考えさせられるところが多かった。
(南 邦和・みやざき九条の会代表世話人)
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://sato.kilo.jp/mt4/mt-tb.cgi/1128
コメントする