鈴木安蔵と私
2007年9月 2日 みやざき9条の会 | 意見・感想 | コメント(0) | トラックバック(0)
鈴木安蔵と憲法研究会が日本国憲法の骨格を作ったという事実を、映画「日本の青空」で初めて知ったという人は多いのではないでしょうか。
この映画のおかけで、安蔵さんらの存在がぐんと私たちの身近なものとなりました。
さて、お盆休みで帰省して驚いたことがありました。父が大学で鈴木安蔵ゼミに属していたというではありませんか。
私の父は長崎の高校を卒業して、憲法研究会の活動の後に静岡大学で教鞭をとっていた安蔵さんのもとで憲法を学ぶために、わざわざ静岡大学へ進学しました。
父が安蔵さんの弟子の一人だった。私にとって安蔵さんがさらに身近なものとなりました。
ところで、父は安蔵さんがいたから静岡大学へ行き、そこで母と出会い、後に私が生まれた。もしも安蔵さんがいなければ今の私もなかった。そう考えると、安蔵さんが私にとって 身近どころか、その存在は私が存在する理由の一つだったのです。
私もいつの間にか安蔵さんが心を込めた憲法を守る運動に参加していた。何か運命的なものを感じずにはいられません。
そんな私、今は「日本の青空」の上映活動を通じて、安蔵さんらの活躍をできるだけ多くの人に伝えたいと思っています。それが、安蔵さんへのせめてものご恩返しになるのではないかと思えるのです。
(みやざき九条の会事務局次長・木下 統)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://sato.kilo.jp/mt4/mt-tb.cgi/1043
コメントする