2007年 宮崎県母親大会で「憲法九条」をアピール
2007年6月12日 みやざき9条の会 | 活動報告 | コメント(0) | トラックバック(0)
2007年6月10日(日)「2007年 宮崎県母親大会」が宮崎市佐土原総合文化センターにて行われました。
大ホールで行われた、全大会、地域・職場の交流にて、「みやざき九条の会」事務局の木下統が、先日試写会を行った、映画「日本の青空」で、戦後女性に参政権を与えられることになって「母親が参政すれば、わが子を戦地に送るようなことにはならない」といった鈴木俊子の言葉を引用し、「日本が二度と戦争のできない国であるには、お母さんたちの力が必要です。憲法九条を守る私たち(みやざき九条の会)の活動にご協力ください。」と述べました。
記念講演では、長野県上田市で美術館「信濃デッサン館」「無言館」を営む、「窪島誠一郎」氏の講演「『無言館』のこと」がありました。
天才と言われながらも、病気のため22歳の若さでなくなった画家、村山槐多の話。志し半ばで戦死した画学生達の遺作を展示している「無言館」を設立するきっかけになった、画家野見山暁治さんとの係わり合い、絵を集めるため日本各地のご遺族のもとへ足を運ぶ話、そして自分を育ててくれたお父様、お母様の話。
「生きる」という事に対して真正面に向かった人たちのお話をしてくださったのだと感じました。そして「無言館」に展示してある絵画は、「反戦」のためでも「平和を願って」でもなく、それぞれの作者が「自分の愛する人」を描き、残された絵画は「自分の生きていた証し」なのだ。というお話が印象に残りました。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://sato.kilo.jp/mt4/mt-tb.cgi/1015
コメントする