軍隊を捨てた国・コスタリカに学ぶ

2007年5月 1日 みやざき9条の会 | ニュースから | コメント(0) | トラックバック(0)

軍隊を捨てた国・コスタリカに学ぶ
           足立力也さん講演会を聞く

昨年暮れ近く、宮崎公立大学・SOWによる講演会が市民プラザでありました。

 戦後60年を戦わず平和に過ごしてきた私たちだが奇麗事ではすまない。多くの税金を軍事費に用い、武器を作る企業の製品を買って生活をし、イラクにも派兵するまでになっている。この話を冒頭において、ビデオ映像を見せながら、コスタリカの60年を話されました。

現在世界には軍隊を「持てない国」と「持たない国」が三十数か国あります。

その中で、戦後のほぼ同じ時期にコスタリカと日本だけが憲法で戦争を放棄すると決めましたが、(* コスタリカ憲法は国民の意志で軍隊を持てる場合も決めています。しかし、平和のために持とうとしないのです。)

今では違った状況にあります。中央アメリカあるコスタリカは四国と九州を合わせたぐらいの広さで人口も430万の小国です。

北の直ぐ近くには軍事大国のアメリカがあり、二つの大洋を繋ぐパナマ運河もつパナマが隣国ですから、地理的には要衝にあります。1948年の内戦は存亡の危機でした。この中で、曲折はありますが、軍隊の廃止を決めたのです。

国民は軍隊なしに可能な内政と平和的な外交を追求し、軍事費は教育、医療、福祉にふり向けました。もともと観光とコーヒー・バナナなどの農牧以外に産業のない国です。国民は賢明な選択をしたのです。

次の二つのエピソードはコスタリカの国民の賢明さと民主主義の成熟を示しています。

2003年、アメリカのイラク侵攻を大統領と外務大臣が支持した時、それは憲法違反だと、裁判を起こした大学生がいます。その訴えはとおり、政府はアメリカ支持を取り消しました。国民も95%が大統領のアメリカ支持に反対しました。もう一つ大統領の選挙の際には、選挙権のない小学生などの子どもも別に投票をします。このように国の未来に対する関心と訓練が教育として行われています。

軍隊のない国や社会は総合的に考えることです。さて、あなたはどうしますか。
足立さんの話は実際に向うで生活をしてきた人の具体性をもつ、興味深いものでした。

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みやざき九条の会ニュース No.8より転載

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