安部首相「憲法改正を今夏参院選の公約に」
2007年1月 4日 みやざき9条の会 | ニュースから | コメント(0) | トラックバック(0)
安部首相は4日の午前に年頭の記者会見を行い「私の内閣の憲法改正を今年夏の参院選でも訴えていきたい」と述べ、今夏参院選での自民党の公約として訴える考えを表明しました。重ねて、「憲法施行から60年の今年、新しい時代にふさわしい憲法を作っていきたい。自民党の草案は出来ており、各党と協議を進めてもらいたい」と述べました。
これを受けて自民党の中川幹事長も、憲法改正の手続きを定める国民投票法案を通常国会で成立させるとし、「国民投票法案の成立後、民主党の鳩山幹事長に対し、国民的な立場から憲法改正の論議を政党間で始めることを呼びかけたい」と述べたそうです。(読売新聞より)
新年を向かえ「憲法を変えたい」という自民党の強い意思表示です。
しかし、「なぜ憲法を変えなければならないのか?」という理由が見えてきません。 <海外での紛争に武力をもつ軍隊を派遣すること> や <武力を誇示することで他国の脅威か自国を守ること> が、「新しい時代にふさわしい憲法」であるとは思えないのです。武力を持たない、使わない、戦争をしないことこそが今の時代にふさわしいことです。
戦争をしないですむように、外交努力を続けることが、地味だけど重要なことだと思います。
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